オリーブオイルで揚げ物は危険?健康?サラダ油との違いやにおい、再利用の影響を解説!

今回はオリーブオイルでの揚げ物に関する危険性や健康面への影響、においや出来栄え、再利用・使いまわしの影響などを詳しく解説していきます。

オリーブオイルはビタミンやポリフェノール、抗酸化作用のある栄養素を豊富に含むオイルで、

炒め物やサラダにはもちろんのこと、揚げ物への利用にも注目されているのです!

オリーブオイルで揚げ物をしてみたいけど、知識がないから少し不安。。という方に向けて以下の内容を解説していきますので、参考にしてくださいね^^

揚げ物に良く使用されるサラダ油との違いについても適宜解説していきます!

  • オリーブオイルでの揚げ物は、健康面で良いことがあるのか?

  • オリーブオイルを揚げ物に使用するのは危険ではないのか?

  • オリーブオイルで揚げた時のサクサク感、味、においはどんな感じなのか?

  • 揚げ物に使用したオリーブオイルの再利用・使いまわしは危険?

  • 揚げ物におすすめのオリーブオイルを紹介!
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オリーブオイルでの揚げ物は、健康面で良いことがあるのか?

健康的な食用油として知られているオリーブオイルですが、揚げ物に使用した時も健康面に良いと言えるのでしょうか?

答えはYESです。理由は主に3つあります。

健康面に良い理由①:過酸化脂質を生成しにくいため

過酸化脂質というのは、油が酸化した時に生成する人体に有害な物質で、動脈硬化やシミ・しわの要因になり、発がん性物質としても知られています。

しかし、オリーブオイルはサラダ油など他の食用油と比較して、

オレイン酸”という酸化につよい要素が豊富に含まれていることもあり、過酸化脂質を生成しにくい性質があります。

健康面に良い理由②:加熱前の栄養成分がある程度保持されるため

オリーブオイルには、以下のような栄養素が含まれます。

  • オレイン酸
    ⇒ 悪玉コレステロールを減少させる

  • ビタミンA
    ⇒ 視力低下の防止、正常な免疫機能の維持、シミ生成の防止、抗酸化作用 など

  • ビタミンE
    ⇒ 抗酸化作用、悪玉コレステロールの減少、血栓の防止 など

  • ポリフェノール
    ⇒ 抗酸化作用が高く、動脈硬化などを予防する

この中でポリフェノールは熱に弱く、揚げ物によって大部分が消失する可能性がありますが、

オレイン酸とビタミンA、E(特にオレイン酸)は熱に耐性があるので、揚げ物をしても多くを保持できます。

健康面に良い理由③:胃もたれを起こしにくい

脂質は小腸で分解されるのですが、この際、胃の運動を抑制する作用が同時に働きます。

つまり、脂質が消化吸収されている間は胃の運動が抑制されたままになるので、食欲が無くなったり、食べたものが胃に溜まって胃もたれを起こしてしまうのです。

しかし、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は脂質の消化吸収を促進する働きがある(※)ので、

胃の運動が抑制される時間が短くなり、胃もたれが起きにくいのです!

(※)正確には、体内でオレイン酸から生成されるオレオイルエタノールアミド(OEA)が脂質の消化吸収を促進します。

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オリーブオイルでの揚げ物は危険ではないのか?

まず、健康面に関しては上でご説明したように、オリーブオイルは人体に有害な過酸化脂質を生成しにくので

揚げ物用の油として使用しても人体への危険度は小さいと考えて良いと思います。

次に、オリーブオイルでの揚げ物が火災に発展する危険性は無いのか?という部分について考えていきましょう。

結論から言いますと、オリーブオイルはサラダ油と比較して煙が少し出やすいですが、

火元から離れて放置するようなことがなければ、火災になるような危険性はまず無い
と考えて良いでしょう。

揚げ物中の煙の発生について

油には、それぞれ固有の”発煙点”(加熱した時に煙が発生する温度)があります。

サラダ油(キャノーラ油)の発煙点は約205℃に対し、オリーブオイル(エクストラバージンではないもの)の発煙点は

200℃前後と少し低めなので、若干煙が出やすいと言えます。

しかしながら、揚げ物は高温で行うとしても180℃程度ですので、きちんと温度管理をしていれば

煙が出まくってやりにくい、心配。。となるようなことはないと思います。


下の写真のような温度計の取り付けができる天ぷら鍋があれば、温度管理がとても簡単で、より安全に揚げ物ができるのでおすすめですよ^^

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: thermometer-of-tempura-pot.png

揚げ物中の火災の危険性について

揚げ物中の火災は主に、油を加熱しすぎることで”自然発火点”を超えてしまい、油から火が出ることで発生します。

この自然発火点も油によってバラバラであり、サラダ油は約450℃、オリーブオイルは約345℃となっています。

オリーブオイルの方が自然発火点は低くと言えど、上でも記載しましたように、揚げ物は高温でも180℃程度までしか温度を上げません。

ですので、温度管理を行わずに長時間放置するようなことがなければ、火災になるような危険性はないと考えて良いでしょう。

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オリーブオイルで揚げた時のサクサク感、味、においはどんな感じ?

ここまでのご説明で、オリーブオイルは揚げ物に使用しても大丈夫そう!ということがお分かりいただけたと思います。

ここからは、オリーブオイルで揚げた時の出来栄え(サクサク感、味、におい)について、実際に揚げた感想を交えてご説明していきます。

今回は160℃くらいで野菜の天ぷらを、180℃くらいでとり天を揚げてみました!

まずは天ぷら鍋に3.5cmほどの高さのオリーブオイルを注ぎます。
油は多いほうが温度管理が簡単になり、サクサクに仕上げられます!

火をつけて、目標の温度に到達したのを確認してから具材を投入します。

天ぷら鍋の近くにいると、オリーブオイルの香りがほのかにしてきます。

温度管理をしっかりとしているので、揚げ物中に煙が出ることもなく、快適に揚げることができました。

具材から出る泡が小さくなり、具材をつついたときにサクッとした感触が出てくれば完成です!

■天ぷらの取り出しにおすすめのアイテム!

菜箸で天ぷらを鍋から取り出すときに、滑って油にぽちゃん・・なんてことありませんか?

揚げ物をしっかりキャッチして取り出すには、上の写真にも写っているトングやおたも(穴が空いたおたま)が便利です!


(参考)
>> ナイロン、シリコンの違いは?オクソーのトングで比較!口コミ・評判も紹介


実際に食べてみた感想を以下に記載します。

サクサク感について
サラダ油で揚げるよりも、少しだけサクサク感が強く感じられました!

味について
ほのかにオリーブオイルの味がします。オリーブオイルが嫌い!という方でなければ気にならないレベルだと思います。

においについて
⇒ 味と同じく、ほのかにオリーブオイルを感じます

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揚げ物に使用したオリーブオイルの再利用・使いまわしは危険?

結論から言いますと、健康面への危険性は、よく使用されるキャノーラ油などのサラダ油と比較すると少ないと考えられます。(全く悪影響がないということではない)

理由は、オリーブオイルが酸化に強いオレイン酸を豊富含んでおり、人体に有害な過酸化脂質を生成しにくいためです。

(過酸化脂質:動脈硬化やシミ・しわの要因になり、発がん性物質としても知られる物質)

油を廃棄する目安は?

オリーブオイルは過酸化脂質の生成が少ないとはいえ、何度も繰り返し再利用すると過酸化脂質は増えてきますので、ある程度のところで廃棄しなければなりません。

1回で揚げる量や時間が家庭ごとに異なるので、具体的に何回使用で廃棄するべき というのは提示できませんが、捨て時の目安は以下を参考にしてください。

  • 油から嫌なニオイがする
  • 油に粘り気がある感じがする
  • 加熱した時に煙が出やすくなる(発煙点が下がる)
  • 加熱した時に泡が発生しやすく、消えにくい

再利用・使い回しにはオイルポットを使おう!

上でご紹介した捨て時の目安が来るのを遅らせる方法として、オイルポットの使用をおすすめします。

中でも、ろ過性能の高い”フィルタータイプ”のオイルポットがおすすめです!

ろ過方法については、基本的に下の写真のように、網とフィルターで2重にろ過をします

これにより、大きな油カスに加えて目に見えないような小さな汚れも効率よく綺麗にでき、油を長く使用できます!

使用方法は簡単で、網の上から油を注ぎ、ろ過が完了するのを待つだけです。

フィルタータイプのオイルポット

フィルターがない、網と保管容器のみのオイルポットより値段は高くなりますが、個人的には断然フィルタータイプの方が満足度は高いです。

特に、再利用した時の油のニオイが全然違います!

フィルタータイプのものは、肉や魚を揚げてもニオイをしっかりキャッチしてくれます。

ちなみに私が愛用しているのは、ダスキンの油っくりんというものです^^

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揚げ物におすすめのオリーブオイルを紹介!

オリーブオイルでの揚げ物に限ったことではありませんが、揚げ物はたくさんの油で揚げた方が簡単にサクッと揚げることができます。(温度管理をしやすいため)

しかし、たくさんの油を使用するのは何となくもったいないと感じてしまう方も多いのではないでしょうか?

そんな方には、大容量でコスパの良いオリーブオイルがおすすめです!

以下のオリーブオイル”Kirkland Signature”は、2.7kg × 2本の計5.4kgで価格は4,880円(2022年2月時点、amazon)となり、1gあたり約0.9円となっています。

Kirklandブランドのオリーブオイルは、コストコでも売られている人気商品です。


スーパーで良く売られているオリーブオイルと比較したのが以下の表になります。

1g当たりの価格で比較すると、かなりコスパが良いことが分かります。

容量価格1g当たり
Kirkland Signature5.4kg¥4,880¥0.90
JOYL オリーブオイル
(Jオイルミルズ)
400g¥667¥1.66
BOSCOオリーブオイル
(日清オイリオ)
684g¥1,177¥1.72
価格はamazonの参考価格を記載しています。

油は全てオリーブ油でお料理しているので、このサイズはお得です。

アヒージョも揚げ物もドレッシングもオリーブ油でやるとカロリーより健康になっている気がします。

amazon.co.jp

とても大きいのですが、安いし、大きいのに持ちやすいデザインで助かります。

細かい事ですが大きい分は重いので主婦にはこういう心遣いが嬉しいです!

amazon.co.jp

オリーブ特有の味等はほとんどなく、ベタつきも少なめで非常に使いやすいです

量も多いので、揚げ物でも節約せず使えて健康にも優しいので良いですね

amazon.co.jp
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まとめ

以上、オリーブオイルでの揚げ物の危険性や健康面への影響、においや出来栄え、再利用・使いまわしの影響についてご説明しました。

気になった方はぜひ試してみてくださいね^^

今回の内容をまとめると、以下のようになります。

  • オリーブオイルでの揚げ物は、健康面で良いことがあるのか?
    ⇒ 過酸化脂質を生成しにくい / 加熱前の栄養素をある程度保持する という点で、健康面に良いと言えます。

  • オリーブオイルを揚げ物に使用するのは危険ではないのか?
    ⇒ 温度管理を行わずに長時間放置するようなことがなければ、火災になるような危険性はないです。

  • オリーブオイルで揚げた時のサクサク感、味、においはどんな感じなのか?
    ⇒ サクサク感は、サラダ油で揚げるよりも強く感じられました。

    味やにおいにはほのかにオリーブオイルを感じましたが、オリーブオイルが嫌い!という方でなければ気にならないレベルです。

  • 揚げ物に使用したオリーブオイルの再利用・使いまわしは危険?
    ⇒ 健康面への危険性は、よく使用されるキャノーラ油などのサラダ油と比較すると少ないと考えられます。

    衛生的に再利用をしたい場合は、フィルタータイプのオイルポットの使用がおすすめです。
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