ウニのミョウバンを抜く方法は?なぜ使う?苦みを抜いて美味しく食べよう!

今回は、ウニにミョウバンが使用されるのはなぜか?ということや、苦みの元であるミョウバンを抜く方法などをご紹介していきます。

ミョウバンは、ウニの添加物としてよく耳にしますよね。

ウニの風味に悪影響を与える添加物として、なんとなく悪いイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?

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ウニにミョウバンを使うのはなぜ?理由を解説

ウニにミョウバンを使用する理由は2つあります。

1つ目は、型崩れを防止するためです。

ウニの組織はもともと脆いことに加え、自己消化によって溶けてしまい、形を維持するのが難しくなっています。

綺麗な形状を維持するために、ミョウバンを使用して型崩れを防いでいるのです。

このような、ミョウバンの”形状安定剤”としての効果は、煮崩れしやすい魚介類の甘露煮などにも利用されています。


続いて、ミョウバンを使用する2つ目の理由は、賞味期限を長くするためです。

一般的に生ウニの賞味期限は数日程度とされていますが、ミョウバンを使用することで1~2週間程度持つようにもなります。(期間はミョウバンの量によります)

これによって海外からのウニの輸入が可能になったりしています。

■ミョウバンのその他の使用例

ミョウバンは上でご説明した”形状安定剤”や”保存料”としての効果だけでなく、以下のような効果もあります。

膨張剤
ふくらし粉(ベーキングパウダー)として使用されます。

色止め剤
ナスやシソなどに含まれる色素が、漬物を作る時に色落ちするのを防ぐために使用されます。

品質安定剤
芋やごぼうなどを煮込む前に漬けることで、歯切れ・歯ごたえを良くする効果があります。

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ウニにミョウバンを使うデメリットは?

ウニにミョウバンを使用する大きなデメリットは、独特な苦味がウニに加わってしまう点です。

ミョウバンの量が多くなるほど保存は効きますが、苦味が強くなってしまうのでウニ本来の味わいはかなり落ちてしまいます。

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苦味の元となるミョウバンを抜く方法【塩水処理】

ウニに添加されたミョウバンを抜く(落とす)方法として、塩水に漬けるという方法があります。

やり方は簡単で、海水くらいの濃い食塩水を作り、そこにウニを漬け込むだけです。

ちなみに海水の塩分濃度は3.4%です。(100gの水に塩3.4g含まれている)

付ける時間の目安は、10分程度と言われることが多いです。

塩水に付けるとウニは柔らかくなるため、取り出す時や水気を切る時は優しく扱うようにしましょう。

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美味しいウニを簡単に手に入れる方法は?

ここまでのご説明で、ミョウバンを使っていないウニの方が良さそう と感じた方も多いのではないでしょうか?

いくら見た目が良くて長持ちしても、肝心の味が良くなければ残念な気持ちになりますよね^^;

また、塩水に漬けることでミョウバンを抜く(落とす)ことができるとは言え、鮮度の良くないウニでは、生臭さが残ってしまいます。。

美味しいウニを簡単に手に入れるには、どうすればよいのでしょうか?

ミョウバン使用・不使用の見分け方を解説しているようなサイトもありますが、

素人目でははっきりとわからず、確信が持てないような場合もあると思います。

美味しいウニを手っ取り早く手に入れる方法としておすすめしたいのが、通販サイトの利用です!

通販サイトでは、ミョウバンなどの添加物の有無をはっきりと表示している場合が多く、自分で判断する必要が無いからです。

また、到着日が多少不安定になるものの、”ウニが獲れ次第発送”という獲れたての新鮮さにこだわりを持った販売業者もありますので、新鮮度もバッチリな状態で手に入れることができます^^

さらに、通販サイトでは口コミも参考にできるので、口コミ評価の高い人気商品を狙って購入すれば、美味しいウニにたどり着ける可能性はぐっと上がります!

以下の記事では、楽天市場で人気の高い商品や口コミをまとめていますので、参考にしてみてください。

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最後に

以上、ウニにミョウバンをなぜ使用しているのか?という理由から

ミョウバンを使用するデメリットや、ミョウバンを塩水で抜く方法などをご紹介しました。

ウニを美味しく食べるための参考になれば幸いです^^

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