市販の天ぷら粉のおすすめは?サクサク感を比較!コツのいらない天ぷら粉など全6種を紹介

サクサクで美味しい天ぷらを簡単に作りたい!

でも、市販の天ぷら粉には様々な種類がありますので、どの天ぷら粉が良いのか迷ってしまいますよね。

そんな方に向けて、サクサクの美味しい天ぷらが簡単に作れる、おすすめの市販の天ぷら粉をご紹介していきます。

有名な”コツのいらない天ぷら粉”の実食レビューもしていますので、参考にしてくださいね!

まずは、それぞれの市販の天ぷら粉を使用してみての点数比較(衣液の作りやすさ、見た目、サクサク感)を以下に記載します。

Aが最もおすすめの天ぷら粉で、Eはあまりおすすめできない天ぷら粉です。

(※)商品に記載されている作り方の手順に沿って作った結果です。

それでは、評価についての詳細を見ていきましょう。

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【ランキング】どれがサクサクでおすすめ?市販の天ぷら粉を比較!

1位:日清 コツのいらない天ぷら粉

コツのいらない天ぷら粉

■「日清 コツのいらない天ぷら粉 揚げ上手」を使用しての評価 10点満点中

  • 衣液の作りやすさ:10 点 /10点
    混ぜるコツがいらないことが何よりの評価ポイントです。(なめらかになるまで混ぜればOKです)

    天ぷら初心者の方でも、毎回安定してサクサクの天ぷらを簡単に作ることができます!

    冷水を使用する必要がないことも考慮し、高得点を付けました。

  • 天ぷらの見た目:7.5 点 /10点
    衣の付きが少し悪く、サツマイモでは皮の部分に衣がついていない部分が見られました。
  • 天ぷらのサクサク感:8 点 /10点
    かなりサクサクです!
    衣がもう少し厚くついていればもっとサクサクを感じることができると思いましたので、満点まではいきませんでした。


見た目、天ぷらのサクサク感をさらにアップさせるには、打ち粉の使用がおすすめで

打ち粉をすることで、食材から衣がはがれにくくなります。

下の写真が、打ち粉ありなしでの比較になります。

サツマイモでは衣がつきにくかった皮の部分にも衣がしっかりと付き、サクサク感がアップしました!

ナスについても、打ち粉をすることで衣がまんべんなく付き、はがれかけているような部分もなくなりました。

2位:昭和天ぷら粉 玉子入り

■「昭和てんぷら粉 玉子入り」を使用しての評価 10点満点中

  • 衣液の作りやすさ:8 点 / 10点
    「粉が少し残るくらいまで軽く混ぜる」ということで少しコツはいりますが、常温の水と混ぜるだけであり、かなり楽です。

    天ぷら粉と水の混ぜ具合によって、天ぷらのサクサク感に大きく影響する商品もありますが、

    こちらの商品は多少の混ぜ具合の違いでは、サクサク感にはあまり影響が出ませんでした

    作る人によって差が出にくい商品だと考えます

  • 天ぷらの見た目:7.5 点 / 10点
    衣の付き方は上でご紹介した「コツのいらない天ぷら粉」と似ており、サツマイモでは衣の付きが薄く、ナスでは衣がはがれかけていました。

  • 天ぷらのサクサク感:7.5 点 / 10点
    サクサクしていて美味しいです!

    打ち粉をすることで衣の付きが良くなり、さらにサクサク感がアップしました。

    コツのいらない天ぷら粉には、あと一歩及ばないといった感じでした。

袋の口はジップ形式ではありません。

袋を閉じる際・開ける際は粉が飛び散らないように気を付ける必要があるため、使い勝手の観点で少しマイナスポイントです。。

3位:日清天ぷら粉

日清天ぷら粉

■「日清天ぷら粉」を使用しての評価 10点満点中

  • 衣液の作りやすさ:5 点 /10点
    点数が低めなのは、衣液の混ぜ具合によって天ぷらのサクサク感が大きく変わってしまうためです。

    しかし、良い混ぜ具合をつかめばかなりサクサクの天ぷらができますので、何度か練習してコツをつかむのもありだと思います!

  • 天ぷらの見た目:7 点 /10点
    粉が少し残るくらいに混ぜているため、衣がダマになっている部分が見られました

    これによって食感が少し不均一になっていました。

    上でご紹介した「コツのいらない天ぷら粉」と比較すると、ダマになっているのがよくわかります。
  • 天ぷらのサクサク感:6~10 点 /10点
    衣液の混ぜ具合でサクサク感が大きく変わるため、6~10点としています。

    上手く混ぜれたときは、今まで家で作った天ぷらの中で一番サクサクだと感じました!

    完璧なサクサク感を求める方は、本商品でベストな混ぜ具合を極めるのもいいかもしれません!

4位:昭和天ぷら粉 黄金

黄金天ぷら粉

■「昭和てんぷら粉 黄金」を使用しての評価 10点満点中

  • 衣液の作りやすさ:8 点 / 10点
    内容は、上でご紹介した「昭和天ぷら粉 玉子入り」と同じです。

    「粉が少し残るくらいまで軽く混ぜる」ということで少しコツはいりますが、常温の水と混ぜるだけであり、かなり楽です。

    多少の混ぜ具合の違いでは、サクサク感にはあまり影響が出ないのが特徴です。

  • 天ぷらの見た目:7 点 / 10点
    粉が少し残るくらいに混ぜているため、衣がダマになっている部分が見られました。

    これによって食感が少し不均一になっていました。

    上でご紹介した「コツのいらない天ぷら粉」と比較すると、ダマになっているのがよくわかります。
  • 天ぷらのサクサク感:7 点 / 10点
    サクサクでしたが、少し物足りないといった感じだったので7点としました。

    打ち粉をすることで衣の付きが良くなり、サクサク感を感じやすくなりました!

昭和天ぷら粉 玉子入り と同様に、袋の口はジップ形式ではありません。

さらにこちらは袋いっぱいに天ぷら粉が詰まっているため、

袋を閉じる際・開ける際は粉が飛び散らないようにより気を付ける必要があります。

5位:グルテンフリー天ぷら粉

■「グルテンフリー天ぷら粉」を使用しての評価 10点満点中

  • 衣液の作りやすさ:10 点 / 10点
    コツはいりません!ダマがなくなるまで十分に混ぜてもいいので簡単ですね。

    水も常温のままでOKです。

  • 天ぷらの見た目:5.5 / 10点
    上でご紹介した「コツのいらない天ぷら粉」との見た目の比較が、下の写真になります。

    グルテンフリー天ぷら粉は、衣がかなり薄く、付き方も少し不安定だったので点数は低めです。
  • 天ぷらのサクサク感:5.5 点 / 10点
    サクサクというよりはザクザクとした食感です。

    天ぷらがベチャベチャする原因となるグルテンを含んでいないということで、からっと揚がっています。

    ザクザクとした食感が好みの方にはおすすめできます。

6位:日清 極み衣の天ぷら粉

■「日清 極み衣の天ぷら粉」を使用しての評価 10点満点中

  • 衣液の作りやすさ:7 点 / 10点
    商品には、天ぷら粉と冷水を軽く混ぜる(多少ダマが残っても大丈夫)と書いてありました。

    作ること自体は簡単ですが、どれくらい混ぜるかの目安は少し分かりづらいですね。

  • 天ぷらの見た目:4 点 / 10点
    上でご紹介した「コツのいらない天ぷら粉」との見た目の比較が、下の写真になります。

    極み衣の天ぷら粉の方は、穴がぽつぽつと空いたような感じで、見た目はあまりよくないです。

    色は一般的な天ぷらと違い、白っぽい衣でした。
  • 天ぷらのサクサク感:4 点 / 10点
    サクサク感はあまりなく、どちらかというとベチャベチャになりました。。
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【結論】市販の天ぷら粉は「コツのいらない天ぷら粉」がおすすめ!

市販の天ぷら粉で、サクサクの美味しい天ぷらを作るのにおすすめなのは、「コツのいらない天ぷら粉」だと思います。

慣れてきた方は、「日清天ぷら粉」でさらにサクサク感の高い天ぷら作りに挑戦してみるのもおすすめです!


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【参考】初心者がサクサクの美味しい天ぷらを作るコツは?

サクサクの美味しい天ぷらを作るには、以下の3点が重要になると考えます。

1.天ぷら粉、打ち粉を使用する

天ぷらを作った経験があまりない人が簡単にサクサクの天ぷらを作るには、まず天ぷら粉を使用することが1番重要だと思います。

天ぷらの衣は小麦粉+水を基本として作ることができますが、サクサクに作るのは結構難しいと思います。。

ネットで紹介されているようなコツ(具材や衣液を冷やす / 片栗粉を混ぜる / 炭酸水を混ぜる / マヨネーズを混ぜる など)を色々試してみましたが、サクサクに作れたことは1度もありませんでした^^;

筆者と同じように、色々コツを試してるけど全然サクサクにならない。。と感じている方も多いのではないでしょうか?

今回ご紹介した市販の天ぷら粉を一度使ってみてください!

簡単にサクサク感をアップさせることができると思いますよ^^

また、打ち粉も重要です。

打ち粉には、普通の薄力粉を使っても良いですし、天ぷら粉を打ち粉として使用するのでもOKです。

本文でもご説明しましたように、衣の付きが良くなるのでサクサク感がアップし、剥がれも防止してくれます。

ビニール袋などに打ち粉と具材を一緒に入れてシャカシャカ振ると、簡単に打ち粉をまぶすことができますよ!

2.温度管理

野菜の天ぷらは、一般的に170℃前後で揚げることが多いです。

この温度を外れてしまうと、どのような影響が出るのでしょうか?

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油の温度による影響を確認するために、150℃、170℃、190℃で天ぷら(ピーマン、レンコン)を揚げて、違いを確認しました。

  • 150℃:衣のサクサク感が低減する。
    野菜には油がまとわりついている感じがあり、少しべちゃっとする。

  • 170℃:サクサクしておいしい。

  • 190℃:衣はサクサクでした。レンコンはおいしく食べれましたが、火の通りやすいピーマンはしなしなになってしまいました。。

    具材を油に投入した際の音がバチバチと激しく、油が飛び散りやすかったです。

野菜の種類にもよりますが、やはり170℃前後の温度を維持しながら揚げるのがおすすめです。

温度管理は、温度計付きの天ぷら鍋が便利で使いやすいのでおすすめします!

3.油の量

油の量が少ないほど、具材を入れた時の温度低下は大きくなり、天ぷらや揚げ物はべちゃっとした食感になってしまいます。

また、油の量が少ないと、下の図のように具材が鍋に接触した状態で揚げることとなり、焦げ付く可能性が高くなると考えます。

油の量が少ない

一方で、十分な量の油で揚げた場合、多少具材を入れすぎたとしても温度低下はそれほど大きくならないので、安定して上手に揚げることが可能になります。

また、十分な量の油で揚げた場合、下の図のように具材は浮いてきますので、底に焦げ付くリスクも低くなります。

油の量が多い

(※)たっぷりの油を使うともったいないし、後処理に困る!という方に向けて、揚げ油の保管方法や長持ちさせる方法を説明していますので、参考にしてください!
オイルポットで保管!油を綺麗に繰り返し使おう

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