塩麹は加熱すると意味ない?腸活にも良い効果的な食べ方も紹介!

塩麹は食材をより美味しくするために重宝する調味料ですが、

それ以外にも腸活など、健康に良い効果があること、ご存じでしょうか?


そして、

健康効果について知っていた方も初めて知った方も、

塩麹の効果は加熱をしてもなくならないのかどうかご存じでしょうか?



上記について知らない方もいるかと思うので、

今回は、

・腸活に良いといわれているのは塩麹にどのような働きがあるからなのか?

・塩麹の効果は加熱しても得られるのか?

・塩麹の効果的な食べ方


この3点を中心に、塩麹についてご紹介したいと思います!

スポンサーリンク

塩麹が腸活に良いってほんと?便秘にも効果がある?

塩麹は発酵食品のため、既に腸活に良いイメージをお持ちかもしれませんが、

実際に、塩麹は腸活に良いといわれています。


これは、

塩麹がもつ酵素によって、腸活に良い成分「オリゴ糖」が生成されるためです。



そして、オリゴ糖が腸活に良いといわれているのは、

オリゴ糖には、腸内の善玉菌(ビフィズス菌)を増やす働きがあるためです。



なお、善玉菌(ビフィズス菌)は、

腸内の悪玉菌の働きを抑え、腸の働きを良くします。

便秘の改善も期待できるといわれているので、腸活には欠かせない成分です。

腸内の悪玉菌は名前の通り、おならや便臭が臭くなるなど、身体に良くない影響を与えます。



塩麹は美味しく調理できるだけでなく腸活にも良いなんて2重に嬉しいですよね。


そうはいっても塩麹をたまにしか食べないのであれば

腸活効果はあまり期待できないと思うので、

塩麹で腸活したい方は、

毎日食べると効果が期待できそうですね。

スポンサーリンク

塩麹の効果は加熱すると意味ない?熱に弱いの?

塩麹の効果はどこからくる?

冒頭にも記載しましたが、

塩麹の効果は「食材を柔らかくすること」「食材の旨味を引き出すこと」がメジャーですが、

先ほどご紹介した「腸活効果(便秘解消)」や、

「消化酵素を摂取することによる消化サポート効果」もあります。



私たちに嬉しい効果を幅広くもっている塩麹ですが、

これらの効果は、いずれも塩麹に含まれる酵素によるものです。



どのように効果を引き出しているかというと、

塩麹を食材にまぶして漬け込んだ際、

塩麹の酵素によって、食材に含まれるたんぱく質やでんぷんが分解されることで、

柔らかくなったり、旨味成分を生成する
のです。

そして同じように、腸活に良いとされる「オリゴ糖」(腸内の善玉菌のエサ)も生成されます。


また、塩麹には、三大消化酵素である「アミラーゼ」「プロテアーゼ」「リパーゼ」が含まれており、

この消化酵素を摂取することで、胃腸の働きを軽減させ、消化をサポートする効果があるといわれています。


酵素ってすごいですよね。

アミラーゼはでんぷんを分解し、ブドウ糖などの糖を生成します。

プロテアーゼはたんぱく質を分解し、アミノ酸などを生成します。

リパーゼは脂肪をグリセリンと脂肪酸に分解します。

塩麹の弱点、加熱すると意味ない?

今のところ、メリットしかない塩麹(酵素)ですが、


酵素には弱点もあります。



それは、

酵素は熱に弱いため、加熱すると失活するところです。



「食材を柔らかくする効果」「食材の旨味を引き出す効果」「腸活効果」については

食材を塩麹に漬け込んで時間をおいている間に

食材の栄養素が塩麹の酵素によって分解され、

柔らかくなり、うまみ成分(糖やアミノ酸など)やオリゴ糖が生成されますので

加熱していない塩麹で漬け込む必要があります。

(漬け込むことで効果を得られますので、その後加熱調理をしても問題はありません。



ただ、胃腸の働きを軽減するために、塩麹の消化酵素をそのまま摂取したい!という方の場合は、

加熱すると失活してしまいますので摂取する意味がなくなってしまいます。

ドレッシングなどで、加熱せずに摂取しましょう。


また、塩麹の酵素に胃腸の働きを補助してもらいたいという方は

塩麹を毎日食べるとより効果が感じられるかもしれませんね。



どのような用途で塩麹を使用(摂取)したいと思っているのかによって

加熱してもよいかどうかは変わりますので、目的に合わせて食べ方を変えてみてくださいね。

市販の塩麹には、加熱処理された商品も販売されています。(調味目的のもの)

しかし加熱処理された塩麹ではここまでに説明した酵素の効果が得られませんので

購入時は「非加熱」「生塩麹」など、加熱処理されていない塩麹を選んでくださいね!

または、ご自宅で手作りするのもおすすめです^^

スポンサーリンク

塩麹の効果的な食べ方は?生でそのまま食べれる?

これまでにお伝えした内容から、

塩麹の効果は、塩麹に含まれる酵素によってもたらされるもので、

その酵素は加熱すると失活してしまう、ということをわかっていただけたかと思います。

では、これまでのまとめとして、塩麹の効果的な食べ方についてご紹介します。

■塩麹で食材を柔らかくしたい・食材の旨味を増やしたい場合

食材を塩麹に漬け込んで1日程度おいていただくのが効果的です。

漬け込んでから30分や1時間程度置くだけでも柔らかくなりますし、うまみも出ますが、

漬け込む時間が長いほど、酵素が働く時間も長くなりますので、

より食材が柔らかくなったり、うまみ成分が生成されます。

加熱しても問題ありません。

基本は肉や魚を漬け込むのだと思いますので加熱が必要なことがほとんどだと思いますが、

食材を塩麹に漬け込むところで塩麹の役割は果たしているためです。

塩麹の酵素を生きたまま摂取したい場合(消化サポート効果を得たい)

加熱せずそのまま生で食べるようにしましょう

塩麹を加熱すると酵素は失活していまいます。

きゅうりなどの生野菜を漬け込んで漬物として食べたり、

塩麹に酢と油を混ぜてドレッシングにして食べる方法などが一般的です。

できるだけ毎日食べることが望ましいです。

継続して酵素を取り込むほうが消化サポート効果を得やすいと考えられるためです。

■塩麹で腸活したい場合

食材を漬け込んで1日程度おくと良いと思います。

塩麹がもつ消化酵素によってオリゴ糖(腸の善玉菌のエサ)が生成されます。

食材を柔らかくする効果と同様に、時間を置くほど食材の栄養素が分解されて、オリゴ糖の生成が進みますので

より多くのオリゴ糖を摂取できるようになるはずです。

毎日食べることがおすすめです。

善玉菌のエサを定期的に補充できるので腸内環境に良い効果が期待できそうだからです。

加熱しても問題ありません。

オリゴ糖は熱に強いたです。



以上、塩麹の効果や効果的な食べ方についてご紹介しました。

参考になりましたら幸いです^^

タイトルとURLをコピーしました