オリーブオイルの有名な原産国(スペイン、イタリア、ギリシャ) 特徴とおすすめ商品を紹介!

世界には、様々な個性を持ったオリーブオイルがあり、同じ国の中でも、その土地や料理に合わせた様々なものが生産されています。

色々なオリーブオイルを試してみることは非常に楽しいですし、日々の料理をさらに美味しくすることにも活かせます!

今回は、原産国の中でも特に有名なスペイン、イタリア、ギリシャのオリーブオイルの特徴とおすすめの商品をご紹介していきます。

オリーブオイルをより深く知るきっかけにしていただければ幸いです^^

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オリーブオイルの有名な原産国:①スペイン

スペインは世界一位のオリーブオイルの原産国で、土壌や気候がオリーブの生産に適しているため、多数の品種のオリーブが生産されています。

スペインのオリーブオイルは、低価格でも品質が良く、コスパに優れているものが多いです。

オリーブオイルの生産地は、大きく分けて北部のカタルーニャ地方と、南部のアンダルシア地方に分かれます。

どちらの地方のオリーブオイルも、マイルドでフルーティーな風味が特徴です。

それぞれの生産地での特徴を見ていきましょう。

スペイン北部のオリーブオイルの特徴

地中海に面したスペイン北部のカタルーニャ地方は、アルベッキーナという品種を主要品種としています。

アルベッキーナは栽培にかなりの手間がかかることもあり、非常に評価の高い品種として知られています。

りんごやトマトのようなフルーティーな香りで、かすかにスパイシーさもあります。

また、後味はアーモンドのようなまろやかで、深みのある味わいが特徴
です。

スペイン南部のオリーブオイルの特徴

スペイン南部のアンダルシア地方は、ローマ時代から続くオリーブの生産地で、

スペインで生産されるオリーブオイルの大半は、このアンダルシア地方で生産されています。

オリーブの実が熟してから収穫しているので、完熟フルーツを思わせる風味が特徴のオリーブオイルが多くなっています。

スペイン産のおすすめのオリーブオイルを紹介!

UNIO(ウニオ)


★オイルの特徴

産地について
・スペイン北部

酸度について
・0.1~0.3%(収穫後、24時間以内に搾油)

風味について
・アルベッキーナ種を100%使用しており、青りんごのようなフルーティーな香りでかすかにスパイシー。後味はアーモンドのような味わいが特徴。

その他特徴
・オリーブオイルガイド本の中で「グラス1杯でも飲み干せる」「風味が良く個性的で美味しく完璧なもの」と絶賛された実績あり。

■酸度とは
オリーブオイルの酸化を示す指標であり、数値が低いほど状態の良いオイルであると言えます。

オリーブを収穫 ⇒ 搾油 までの時間が短いほど酸度が低いフレッシュなオイルになります。

国際的基準で言うと、酸度0.8%以下のものが最も等級が高く、エクストラバージンオリーブオイルと言われます。

マルケス・デ・バルデュエサ

★オイルの特徴

産地について
・スペイン南部

酸度について
・0.14%(収穫後、1時間以内に搾油)

風味について
・りんごの香りに柑橘系のさわやかさも混じった、フルーティーな香りのオリーブオイルです。

味に関しては甘みがあり、ナッツのようなまろやかな味わいも特徴的です。

その他特徴
・年間生産量30,000本の貴重なオイルです。

・シングルエステート(※)で高品質。

■シングルエステートとは?
シングルエステート(単一農家)とは、生産から瓶詰めまでの工程をすべて自社で行っているメーカーのことを言います。

収穫する実の量をコントロールすることができ、収穫から搾油、ボトリングまでを素早く実施できるので、

高品質のオリーブオイルを生産することができます。

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オリーブオイルの有名な原産国:②イタリア

イタリアはオリーブの品種が世界一多いことで知られており、オリーブオイルに関してはスペインに次ぐ生産国となっています。

イタリアは南北に長いので、同じイタリア産のオイルでもバラエティー豊かな風味を楽しむことができます。

生産地は、北部、中部、南部の3つに分類分けすることができます。

イタリア北部のオリーブオイルの特徴

イタリア北部では、生クリームや乳製品、白身魚などに合う、素材の味を活かすマイルドなオリーブオイルが好まれます。

そのため、完熟させたオリーブの実を使い、苦みの無いマイルドなオリーブオイルが多く生産されています。

イタリア中部のオリーブオイルの特徴

イタリア中部では、肉や穀物、野菜が多く食べられることもあり、苦みの効いたスパイシーオリーブオイルが多く生産されています。

南寄りの方が、苦みや辛みの効いたオイルが好まれる傾向があります。

イタリア南部のオリーブオイルの特徴

イタリア南部は、イタリア国内のオリーブオイル生産量の大半を占める一大生産地域です。

中部の南寄りの地域で好まれるような、スパイシーな味わいのオイルや、しっかりと味わいが感じられる骨格の強いオイルが好まれる傾向があります。

イタリア産のおすすめのオリーブオイルを紹介!

サンタ・テア・フルットーソ

★オイルの特徴

産地について
・イタリア中部

酸度について
・0.2%

風味について
・香り、味ともにフルーティでハーブを思わせるような爽やかさがありつつ、後味にはピリッとしたパンチのある味わいを持ち合わせたオイルです。

その他特徴
・実が熟す前に摘む、早摘みタイプのオリーブオイルです。

早摘みのオリーブは、熟したオリーブよりもポリフェノールを多く含んでおり、スパイシーな味わいのオリーブオイルとなります。

フロントイア

★商品の特徴

産地について
・イタリア南部

酸度について
・0.21%以下

風味について
・フルーティーで少し甘い風味に加え、ハーブのような爽やかな風味があります。

また、パプリカのような風味も混じった複雑な味わいのオイルです。

その他特徴
・ノンフィルター(無ろ過)で製造しており、風味が豊かです。

・イタリア南部で大量に生産されているため、高品質かつリーズナブルです。

■ノンフィルターとは?

多くのオリーブオイルは、オイル中の浮遊物を取り除くためにフィルターでろ過されています。

しかし、オイル本来の風味を保つために、あえて無ろ過の状態で瓶詰めする場合があり、このようなものをノンフィルターのオイルと言います。

ノンフィルターのオリーブオイルは、光に透かして見ると細かな浮遊物が漂っていたり、下の写真のように瓶の底に沈殿物が見られるものもあります。


(参考記事)
>> 【オリーブオイル搾油製法】コールドプレス/遠心分離/圧搾 とは?特徴を詳しく解説!

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オリーブオイルの有名な原産国:③ギリシャ

ギリシャは、世界最大クラスのオリーブオイルの消費国であり、ギリシャ料理にオリーブオイルを使わないものはないと言われるほどです。

特にクレタ島産のオリーブオイルは人気があり、大半が手摘みで収穫されてエクストラバージンとなります。

生産したオリーブオイルの多くは国内で消費され、残りは主にイタリアに輸出されているそうです。

オリーブの品種としては、マイルドでまろやかな深みがあり、フルーティーな風味が特徴のコロネイキという種がメインとなっています。

おすすめしたいオリーブオイルはいくつかあるのですが、大手通販サイトで取り扱っていないオイルばかりでしたので、今回は見送らせていただきます^^;

機会があればまたご紹介させていただきます!

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最後に

以上、原産国として有名なスペイン、イタリア、ギリシャのオリーブオイルの特徴と、おすすめの商品をご紹介しました。

気になったオイルがあれば、ぜひ試してみてくださいね^^

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