ピーラーで手や指を切って怪我をした経験はありませんか?
一度切ってしまうと、ピーラーを使うのが怖くなってしまいますよね。。
怪我しないよう必要以上に慎重になってしまい、作業効率が落ちてしまっている方も居ると思います。
そんな方のために、ピーラーでの怪我防止におすすめの方法をご紹介します!
今回は、怪我をしないで安全に皮むきする方法として、以下の4つをご紹介します。
- 縦型ピーラーで安全に皮むきをする方法
- U字ピーラーで皮むきをする方法
- ピーラーを使わずに安全に皮むきをする方法
- 普通のピーラーで安全に皮むきをする方法
怪我しない(手を切らない)方法①【縦型ピーラーの使用】
縦型ピーラーとは、名前の通り刃が縦についています。
よく使用される横型ピーラーとは違い、下の動画のようにピーラーを手前から奥に動かして皮をむくことができます。
この使い方は、にんじんやごぼうなどの長細い野菜の皮むきに特におすすめです。
ピーラーの進行方向に手がない状態で皮むきができるので、手を切って怪我をする可能性がかなり低くなります。
怪我しない(手を切らない)方法②【U字型ピーラーの使用】
ピーラーでの怪我が多いのは、特にじゃがいもや里芋のような丸くて皮がむきにくい食材の皮をむく時だと思います。
このような食材に対しては、U字型ピーラーが役に立ちます。
ピーラーの刃を動かせる範囲が決まっているので、この範囲にさえ注意すれば、手を切ることなく安全に皮むきができます!
動かし方に少しコツがいりますが、コツさえつかめば切れ味も良いのでサクサク皮むきが出きます^^
挟むように力を入れるのではなく、人差し指側だけを動かすようにするとむきやすいと思います。
怪我しない(手を切らない)方法③【ピーラーを使わない】
続いてはピーラー自体を使用しない方法をご紹介します。
下の写真のように、表面が荒く加工された手袋やスポンジで野菜をこすって皮むきをします。
刃がついていないので、怪我防止の効果はかなり高いです!
皮むき用のグローブで安全に皮むき
まずは皮むき用のグローブをご紹介します。
下の写真のように、グローブの手のひらにあたる部分に凹凸の加工がされており、この部分で野菜をこすって皮をむきます。
今回はジャガイモとニンジンの皮をむきました。
片方の手で野菜を持ち、もう片方の手を動かして(指や手のひらを野菜にこすりつけるような感じで)皮をむいていきます。
全体的に、なかなかきれいに皮がむけます。
ピーラーでむくよりも皮が薄くむけるので、ゴミや食材のロスを少なくできます。
しかしながら、ジャガイモに関してはピーラーでの皮むきに対して、多めに時間がかかります。
また、深くへこんでいる部分や芽の部分は、取り切れません。
別途包丁などで取り除く必要があります。
ジャガイモはやりにくい部分がありましたが、ニンジンは短時間で皮をむくことができました。(ピーラーと同程度)
長細い食材(ニンジン、ゴボウなど)との相性が良いと感じました。
使用している最中にグローブの凹凸の間に皮のカスが挟まりますが、水で流すとすぐに落ちます。
以下は使用後の様子です。土や野菜の皮は一切残っていません。
じゃがいものようにピーラーよりも皮むきに時間のかかる野菜もありますが、ピーラーを使わないので手を切る恐れが全くなく安心です。
また、ジャガイモの周りに付いている土に触れずに済むのも嬉しいポイントです。
時短よりも安全で手を汚さずに済むことを望まれる方にぴったりなのではないでしょうか。
皮むき用のスポンジで安全に皮むき
次にご紹介するのは、皮むき用のスポンジです。
スポンジの一面に、研磨剤がコーティングされており、この部分で野菜をこすることで皮をむきます。
グローブのように手にはめる手間がありませんので、手軽に使用できます。
こちらも、ジャガイモとニンジンの皮をむきました。
スポンジを握るところ(灰色の部分)は、硬めでしっかりしているので、力を入れてこすりやすいです。
ジャガイモに関しては、グローブよりもむきやすいと感じました。(皮むきにかかる時間:ピーラー<スポンジ<グローブ)
※グローブと同様、深くへこんでいる部分や芽の部分は取り切れません。
ニンジンも短時間でさっとむけました!(ピーラーと同程度)
使用後にスポンジについたカスは、流水で流すと大体はきれいに落ちますが、一部落ちにくい部分がありました。
スポンジ表面の凹凸が細かいことが理由だと思います。
ピーラーよりは時間がかかりますが、グローブよりも時短で、手を切る恐れが全くないのは安心です。
スポンジを濡らせばすぐにむき始めることができる手軽さも嬉しいポイントです。
安全かつ手軽さを望まれる方にぴったりなのではないでしょうか。
怪我しない(手を切らない)方法④【普通のピーラーの使い方】
現在ご使用中のピーラーで安全に怪我をしないで皮むきをする方法をご紹介します。
野菜をまな板において皮むきをしてみよう
そもそも手や指を切る原因は、ピーラーの進行方向に手があるためです。
人参や長芋などの長細い野菜の場合は、まな板に置いた状態で皮むきをしてみましょう。
ピーラーの進行方向には何もない状態になりますので、安全に皮をむくことができます。
手で持たずにフォークなどで刺して固定することで、さらに怪我防止の効果が高まります。
フォークが曲がってしまう、安定感が心配 という方はピーラーメイト(下写真)を使ってみるのもいいと思います。
グリップが太く、頑丈で握りやすいので、野菜をしっかり固定して皮を剥くことができます。
安全ガードで怪我防止!
上でご紹介した、野菜をまな板に置く方法は長細い野菜には有効ですが、ジャガイモや里芋のように丸い野菜には難しいです。
そこで役に立つのが安全ガードです。
下の写真のように、野菜に刺して使用します。
ガード付きなので、滑っても手を切って怪我をする心配がなく安全に皮むきができます。
■最後に
以上、ピーラーで安全に怪我しない(手を切らない)で皮むきをする方法をご紹介しました。
いろいろな方法を試し、自分に合った方法を見つけてくださいね!