今回は、料理家コウケンテツさんの唐揚げレシピを参考に、カリカリジューシーな鶏の唐揚げ作りに挑戦しました!
鶏の唐揚げといえばみんな大好きなおかずの1つですよね。
でもカリカリジューシーな美味しい唐揚げを作るのは意外と難しいですよね。。。
私も何度も試してきたのですが、原因も分からずべちゃべちゃになってしまうことばかりで、唐揚げは買えばいいか、、、と思っていたものです。
しかし、天ぷら鍋を購入し、天ぷらをサクサクに揚げるコツを押さえた私は、唐揚げのコツもつかむべく、再度挑戦することにしました!
ただ、せっかくチャレンジするのであれば、確実に成功したい。
これまでの失敗作とは異なり、カリカリジューシーな唐揚げができましたので、動画内で紹介されているコツをシェアしていきたいと思います!
はじめに:カリカリジューシーな唐揚げを作るコツ
まずは、コウケンテツさんの唐揚げ動画内で紹介されていたコツをまとめてご紹介します。
■下準備のコツ
- 1切れ40g程度になるように切る
(1枚300gのものの場合7等分) - 水分大敵!(水分を拭き取る/調味液は最小限に)
- 片栗粉を薄くまぶす
- 鶏皮で包むようにする
■揚げる際のコツ
- 高めの中温で揚げる
- 揚げ時間は4~5分
- 揚げ油に入れたら2分程度は触らない
- 最後の1分は空気に触れさせながら揚げる
- 上げる際は皮目を上にして置く
以下で、実際に作ってみた際の写真と合わせてコツの内容についてご説明します。
コウケンテツさんの鶏の唐揚げ作ってみた
鶏肉2枚分のレシピです。私はもも肉とむね肉で作りました。
手順&コツ①:1切れ40g程度になるように切る
1切れ40g程度、というのは結構大きいです。2口サイズくらいでしょうか。
この大きさに切る理由については特に述べられていませんでしたが、1切れが小さいと水分が飛んでしまいやすいのだと思います。
実際、画像上の方にある小さめに切ってしまったものをこのレシピ通り揚げたところ、少しパサついていました。
手順&コツ②:水分を拭き取る
水分が残っているとべちゃべちゃしやすいそうです。
「鶏肉の周りに水分をまとわせないこと」がカリカリ唐揚げを作る上での重要ポイントです!
水分はできる限り拭き取りましょう。
動画内では上からキッチンペーパーで押さえた後、1つずつ拭き取って別のバットに移していましたが、
私は洗い物を減らすためにも上からキッチンペーパーで押さえ、ひっくり返して再度押さえました。
手順&コツ③:必要最小限の調味料をもみ込む
引き続き水分大敵!ということで、鶏肉にもみ込む際の液体の調味料は必要最小限にすることがポイントです。
これは結構目からウロコなポイントでした。
調味料は以下です。(鶏肉2枚分)
- しょうがのすりおろし 1片分
- 塩 小さじ1/3
- 醤油 大さじ1
- 酒 小さじ1
実際にもみ込んでみると、お肉が調味料を全部吸うくらいの量でした。
他のレシピでは漬け汁に漬け込むというような言葉が合うくらい調味液が多い印象でしたので、なるほどな~と思いました。
もみ込んでから15~20分置きます。
手順&コツ④:再度水分を拭き取る
鶏肉内部に染み込まなかった調味液もキッチンペーパーで拭き取ります。
徹底的に水分を拭き取る、これがコツですね。
(と、いいながら、ひっくり返すことを忘れ、裏面の水分を取り損ねるというミスをしました。。。みなさんは忘れずに!)
手順&コツ⑤:片栗粉を薄くまぶすこと
小麦粉ではなく片栗粉を使用し、薄いひと膜を張る程度にまぶすことでサクッとジューシーになるようです。
片栗粉大さじ4をバットに入れ、鶏肉にまぶします。
水分のふき取りミスが原因で少しべちゃべちゃしてしまいました。。
動画ではとってもきれいに片栗粉の薄膜がひと膜張っている様子が見れます。
手順&コツ⑥:皮で包むようにする
鶏ももの皮で覆うように包みます。皮がピンと張ることでカリッとした食感の唐揚げができます。
綺麗にきっちりする必要はなく、なんとなくで良いのでしてください、ということでした^^
確かに、皮がぐちゃぐちゃに丸まっているよりは、雑にでも広げて外側にくるようにするだけで、
見た目も整い、皮がカリッと揚がりそうです。(実際揚がりました)
手順&コツ⑦:高めの中温で揚げる
揚げ温度ですが、動画内では何度くらい、という話はありませんでした。
動画でいうと7分あたりになりますが、油に投入した瞬間にジョワー!と良い感じの泡と音が出たらOKです。
我が家では温度計付きの揚げ鍋を使用していますので180度くらいで投入しました。
音や泡は動画と同じ感じでしたので温度が気になる方は180度を目安にするとよいと思います。
このくらいの大きさの鍋であれば1度に鶏肉1枚分入れてOKだそうです。
少量ずつ上げる必要もなく、楽ちんですね。
揚げ時間は最後の鶏肉を入れてから4~5分です。
鶏の唐揚げといえば“2度揚げ”ですが、このレシピは1度で揚げ切ります。
2度揚げは手数が増えて面倒、、、という人間(私)にとてもありがたい揚げ方です。
揚げる際のコツは以下3点です。
- 揚がる勢いが落ち着いてきたら火を強める
(高めの温度をキープする) - 鶏肉を入れてから2分程度はさわらない
- 最後の1分は火をさらに強め、空気に触れさせるように揚げる
鶏肉1枚分入れるため、火力によっては揚がる勢いが落ちてきます。
油に投入後、音が小さくなったなーと思ったら火力を強めましょう。
ここで温度が下がりすぎるとカリカリな仕上がりになりませんので、高めの温度をキープすることは非常に重要です。
■温度管理を簡単に行うには?
揚げ物にあまり慣れていない方は、温度計のついた天ぷら鍋でしっかりと温度管理をすることで、
唐揚げだけでなく、揚げ物全体のスキルがぐっと上がりますよ!
以下の記事では、おすすめの天ぷら鍋も紹介していますので、参考にしてくださいね。
>> 揚げ物はフライパンか天ぷら鍋どっちが良い?⇒おすすめは天ぷら鍋!唐揚げにも!
2分経ったら裏返します。
■トングがあると扱いやすいですよ^^
>> ナイロン、シリコンの違いは?オクソーのトングで比較!口コミ・評判も紹介
最後の1分は、火をさらに強めます。
そして、かす揚げなどを使用し、唐揚げを持ち上げて下ろすを繰り返し、空気に触れさせます。
空気に触れさせることでからりと揚がるそうです。
手順&コツ⑧:皮目を上にして網に上げる
唐揚げが上がったら皮目を上にして網に上げます。
皮目を下にしておくと、油が垂れてきてせっかくカリカリに上がった皮目が台無しになるとのことです・・!
完成!
こんがりジューシーそうな見た目に出来上がりました。
見た目だけでなく、実際にカリッとジューシーな食感で美味しかったです!
むね肉はしっとりジューシーな感じでした。こちらも美味でした^^
先でも述べましたが、切る際に小さくなってしまったものは少しパサつきを感じましたので
大きさは結構重要だと思いました。(特にむね肉)
最後に
コウケンテツさんのYoutubeから、唐揚げのコツをご紹介しました。
私が今回カリッとジューシーな唐揚げ作りに成功した要因は特に以下の2点だと思います。
- 水分を拭き取ることを実践した
(これまでは面倒でできていなかった。。) - 高温をキープして揚げる
(揚がっている音が小さくなってきて明らかに温度が下がってきていても火力をそのままにしていた)
水分を取り除くことについては、
コウケンテツさんのレシピがもともと水分少な目のため、面倒くさがりな私でもやりやすかったです。
最小限の調味料でもみ込む、というのは他ではあまりない作り方だと思いますので、
やったことのない方はぜひこの方法で作ってみてほしいです。
あとは温度計付きの揚げ鍋だと、温度が下がってきたときに見た目でもわかるのでおすすめです。
このレシピを忠実に守れれば誰でもカリッとジューシーな唐揚げが作れると思いました!
最後にコツを再度記載します。ぜひコウケンテツさんの唐揚げでカリッとジューシーを体感してください^^
■下準備のコツ
- 1切れ40g程度になるように切る(1枚300gのものを7等分)
- 水分大敵!
- 片栗粉を薄くまぶすこと
- 皮で包むようにする
■揚げる際のコツ
- 高めの中温で揚げる
- 揚げ時間は4~5分
- 揚げ油に入れたら2分程度は触らない
- 最後の1分は空気に触れさせながら揚げる
- 上げる際は皮目を上にして置く
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