スライサーは様々なメーカーから販売されているので、どれを買うのか迷ってしまいますよね。。
そんな方に向けて、厚切り・薄切りの調節ができるスライサーの中で人気の高い京セラ、オクソー、貝印のスライサーの特徴と、使い心地をご紹介していきます。
厚さ調節機能のあるスライサーは、いろいろな料理に活用できて便利ですので、普通のスライサーを買うよりは断然おすすめです!
厚切り~薄切りの調節ができる!:①京セラスライサー
基本情報
■京セラ ファインセラミック
【サイズ】長さ:約28cm 幅:約9cm
【調節できる厚さ】0.5、1.3、2.0mmの3段階
【重量】約130g
刃にファインセラミックスを使用したスライサーです。
ファインセラミックは、一般的なスライサーの刃に使用されるステンレスよりも、はるかに高い硬度を備えています。
このため刃先がすり減りにくく、切れ味の良さを長期間維持できます。
一方で衝撃に弱い性質がありますので、落とさないように注意が必要です。
刃やブレードの部分に野菜の色がついてしまうこともありますが、漂白可能ですので、汚れても安心です。
厚さ調節の方法
厚さ調節は、スライサー裏側のダイヤルを回して調節します。
このダイヤルは少し回しづらいです。。。
上でも記載しましたように、0.5、1.3、2.0mmの3段階の厚さ調節が可能です。
0.5mmという厚さは、今回ご紹介する3つのスライサーの中で最も薄く、キャベツや玉ねぎをスライスするとふわふわに仕上がります^^
■収納時には刃が隠れる設計なので安心!
スライサーは刃がむき出しの状態で収納しなければならない商品もあり、
取り出すときに手を切ってしまった。。ということがよく起きているようです。
しかしこちらのスライサーは、厚さ調整のダイヤルを「収納」にダイヤルを合わせることで、ブレードが刃より上になり、安全に収納できます。
野菜をスライスした感想
切れ味は文句なしです。サクサクとスライスできます!
このスライサーの最大の魅力は薄切りのスライスができる点です。
0.5mmの厚さに調節してキャベツをスライスすると、かなりふわふわな千切りにできます。
また、玉ねぎを生で食べる時のスライスにもおすすめです。
薄切りのスライスにすることで、辛味も抜けやすくなります。
もちろん、じゃがいもや人参のような硬めの野菜も楽々スライスできます!
また、手をケガから守るプロテクターも付いていますので、安全にスライスできます。
手でスライスする場合は、(特に野菜が小さくなってくると)手を切らないように恐る恐るスライスしがちになりますが、
プロテクターを使用した場合は、最初から最後まで素早くスライスできるので時短にもつながります!
最終的に少しは残ってしまいますが、手でスライスする場合と比べると、かなりギリギリまでスライスできます。
(写真のじゃがいもに空いている穴は、芽を取った部分です^^;)
厚切り~薄切りの調節ができる!:②オクソー ワイドハンディスライサー
基本情報
■オクソー ワイドハンディ
【サイズ】長さ:約32cm 幅:約12.4cm
【調節できる厚さ】1mm~4mmまでを0.5mm刻みで調節可能(7段階)
【重量】約215g
スライサーの奥半分は透明になっており、見た目はおしゃれです^^
サイズについては、今回ご紹介するスライサーの中では最も大きいです。
大きいので収納に少し困ることもあると思いますが、メリットもあります。
1つ目は、刃の幅が広いので1度にスライスできる量が多くなるということです。
そして2つ目は、重さもありしっかりしているので、スライスする時の安定性が高いということです。
厚さ調節の方法
側面のダイヤルを回して厚さを調節します。
このダイヤルは回しやすくて使いやすいです!
また、厚さ調節できる段階数が7段階(1mm~4mmまでを0.5mm刻みで調節可能)もあるので、色々な料理に使えそうです。
収納時はダイヤルを🔒のマークに合わせることで、京セラのスライサーと同様にブレードが刃より上になり、安全に収納できます。
野菜をスライスした感想
切れ味文句なしです。薄切りでも厚切りでも気持ちよくスライスできました。
薄切り(1mm)にしたキャベツ、玉ねぎです。
シャキッとした食感がしっかり残るくらいの厚さです。
次は厚切り(4mm)にしたじゃがいもとズッキーニです。
BBQや家で焼肉をするときなどに活躍しそうです^^
こちらのスライサーもプロテクター付きですので、安全にスライスできます。
京セラのプロテクターよりも造りがしっかりしており、持ち手も握りやすいので使いやすいです。
■参考記事
>> オクソーのキッチンツールのおすすめ!おしゃれで機能性も抜群!
厚切り~薄切りの調節ができる!:③貝印 SELECT100 スライサー
基本情報
■貝印 SELECT100
【サイズ】長さ:約28cm 幅:約9cm
【調節できる厚さ】1mm~2.5mmまでを0.5mm刻みで調節可能(5段階)
【重量】約120g
シンプルな見た目のスライサーです。
切れ味的には文句なしなのですが、厚さ調節に少し問題があると感じましたので、以下に記載していきます。
厚さ調節の方法
裏側のレバーをスライドさせて厚さ調節をします。(1mm~2.5mmまでを0.5mm刻みで調節可能)
「薄」「厚」の記載のみで、数字の記載がないので何mmになっているかが分かりにくいです。
一番上の「収納時」のところまでスライドさせることで、安全に収納できます。
野菜をスライスした感想
一番薄い1.0mmに調節してスライスしたところ、野菜が刃にうまく当たらず切ることができませんでした。。
もう一段階厚め(1.5mm)に調節することでようやくスライスできました。
しかし、1.5mmよりは確実に薄かったです^^;
0.5mm~1.0mmくらいにスライスされていると思います。
商品説明には1.0~2.5mmで調節可能と書かれていましたが、実際は0.5~2.0mmくらいの厚さになっているので、厚さ調節の精度はあまりよくないようです。
また、プロテクターはついていないので、安全性は前の2商品より劣ります。
ただし、プロテクターは別売りしていますので購入することが可能です。
▼指ガード
■関連記事
>> 貝印のキッチンツールのおすすめ!良い調理器具で日々の料理を快適に
まとめ
以上、厚さ調節のできるスライサーの中で人気の高い京セラ、オクソー、貝印のスライサーの特徴と、使い心地をご紹介しました。
3つのスライサーに共通して良かった点は以下です。
・切れ味が良い
・安全に収納できる
その他の特徴のまとめを以下に記載します。
京セラ、オクソーのスライサーがおすすめです!
■京セラ ファインセラミック
〇ファインセラミックを使用しているので、鋭い切れ味が長続きする
〇0.5mm厚に調節でき、薄切りに向いている
〇プロテクターで安全にスライスできる
△衝撃には注意が必要
△厚さ調節のダイヤルが少し回しにくい
■オクソー ワイドハンディ
〇7段階の厚さ調節が可能で、薄切りから厚切りまで様々使用できる
〇厚さ調節のダイヤルが回しやすい
〇プロテクターは持ちやすくしっかりしているので使いやすい
〇大きいので一度にスライスできる量が多く、安定性も高い
△一番薄くても1mmのため、京セラほどの薄切りはできない
△大きいので収納には少し困る
■貝印 SELECT100
△厚さは「薄」「厚」の記載のみで、数字の記載がない
△1.0mmに調節しても空振りしてスライスできない
△厚さ調節の精度が良くない
△プロテクターがない
厚み調節のできるスライサーは色々な場面で活躍する優れものです。ぜひお気に入りのスライサーを見つけてくださいね。