塩麹は食材を柔らかくしてくれたり、旨味を増やしてくれたりととても便利ですよね。
また、塩麹は発酵食品ですので、
美味しいだけでなくダイエットに効果があるのかな、と思った方もいるのではないでしょうか。
逆に、塩のみで味をつける際には無い、麹を摂取することになる分
太りやすいのでは、と思った方もいるのではないでしょうか。
今回は、塩麹を摂取することで太ったり、痩せたりする効果があるのか調べましたのでご紹介します。
塩麹は太る?
早速ですが、塩麹の栄養成分表をご覧ください。
以下は塩麹10gあたりの栄養成分です。
エネルギー | 15.7kcal |
たんぱく質 | 0.32g |
脂質 | 0.09g |
炭水化物 | 3.25g |
塩麹は基本的に100gの食材に対し10g使用します。
肉100gを塩麹10gに漬け込んで食べたとして、塩麹のカロリーは15.7kcalです。
脂質も炭水化物もそう多くはありません。
毎食塩麹10gを食べた場合でも1日あたり47.1kcalです。
おやつを食べるとすぐに100kcalくらい摂取してしまうと思いますので
塩麹で太るかもしれない、と過大に心配する必要はなさそうです。
塩麹は痩せる?ダイエット効果がある?
塩麹で太ることよりも、ダイエット効果があるのかどうかの方が気になっている方も多いかと思います。
塩麹に含まれている栄養素は、
先ほど紹介した三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質))以外にも、
ビタミンB1やビタミンB2が含まれています。
ビタミンB1は糖質からエネルギーを作る際に使用され、
ビタミンB2はたんぱく質・脂質・糖質からエネルギーを作る際に使用されます。
このように、塩麹には食べたものをエネルギーに変えるために必要な栄養素が含まれているので
ダイエットの一助となりそうです。
そうはいっても塩麹に含まれている量だけでは少ないため、
他の食材と合わせてビタミンB1・B2を摂取するのが良いと思います。
他にも、麹に含まれるリノール酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸は脂質代謝を活性化する
という研究結果があります。(参考リンクはこちら)
ビタミンの働きに加えて、脂質代謝を活性化してくれるのであれば、よりダイエットの助けになりそうです。
また、塩麹には、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えるチカラがあるといわれています。
腸内環境が整うと、むくみが取れたり、代謝の向上、脂肪蓄積の抑制が期待できるため、
これもまたダイエットをサポートしてくれそうです。(参考リンクはこちら)
以上のように、
塩麹にはダイエットの助けになるような成分が様々含まれています。
運動や食事内容を見直すとともに、
ダイエットをサポートする食品として継続的に塩麹を摂取することは
理想の身体づくりの役に立ちそうです。
■最後に
・塩麹を毎食10g摂取しても、摂取カロリーは板チョコ3分の1枚よりも低いので
太ることを過度に心配する必要はありません。
・逆に塩麹は痩せにつながるような栄養素が多数含まれているので
ダイエットとして運動をしたり食事を見直すとともに、塩麹を継続的に摂取することは
より痩せやすい身体づくりを手助けしてくれるかもしれません。
■関連記事
>> 塩麹の液体とペーストの違いは?どっちがおすすめ?使い方は?
>> 塩麹は塩分取りすぎで体に悪い?危険性はある?
>> 塩麹は加熱すると意味ない?腸活にも良い効果的な食べ方も紹介!
>>【塩麹作り方】注意点はある?どうなったら完成?
>> 塩麹の唐揚げは焦げる?失敗しない、カリカリに揚げる方法を紹介!
(参考)
・中性脂肪を減らす、糀を知る 糀の脂肪燃焼効果
・ビタミンB1はなぜ必要?ビタミンB1の働きや効果的な摂り方も紹介
・ビタミンB2の働きとは?多く含まれる食べ物や1日に必要な摂取量も解説
・腸活とダイエットの深い関わり