トマトはそのまま食べても美味しいですが、
皮を剥くだけで、いつもと一味違う美味しさが楽しめます。
また、離乳食づくりではトマトの皮を剥くことがおすすめされていますね。
今回は、トマトの皮を剥くことの必要性や、
簡単なトマトの皮の剥き方についてご紹介しますので是非参考にしてください!
トマトの皮むきは必要?
トマトは、大根のように皮むきが必須の野菜ではありません。
皮をむかないでも食べられますし、調理可能です。
ただ、トマトは皮を剥くことで、
生で食べる場合は食感が良くなりますし、
加熱する場合も、なめらかになり、口当たりが良くなるほか、
甘みが引き立ち、調味料がなじみやすくなると言われています。
さらに、離乳食を作る際には、トマトの皮は消化に悪く、噛み切りにくいため、取り除くことがおすすめされています。
このため、料理によって、皮を剥く、剥かないを変えることがおすすめです。
サラダ用にする場合でも、少し時間のあるときには皮を剥いてみると、
それだけでいつもと違うサラダになりますよ♪
簡単!トマトの皮むき方法と剥き方を紹介!
今回紹介するトマトの皮むき方法は以下の6種類です。
- トマトピーラー (オススメ!)
- 冷凍
- 湯剥き
- コンロで炙る
- レンジ
- 包丁
それではさっそくご紹介していきます。
簡単!トマトの皮むき①:トマトピーラー
トマトピーラーは、最も簡単でおすすめなトマトの皮むき方法です。
ピーラーを購入する必要がありますが、購入してしまえば
トマトの皮を剥きたいと思ったら、すぐにトマトの皮が剥けますし、コツも要りません。
また、湯剥きの場合、鍋でお湯を沸かしたり、ボウルに冷水を用意したり、用意した鍋やボウルを洗う必要がありますが、
これらの手間が一切かかりません^^
おすすめは、オクソーのトマトピーラーです。
オクソーのトマトピーラーは、ギザギザ刃がついており、
そのギザギザ歯は他のトマトピーラーよりも鋭利なため、
力を入れずにするすると、薄く皮が剥けます。
剥いた後のトマトもキレイです。
この後で紹介する、湯剥きなどのトマトの皮を加熱して皮を剥く方法では、
トマト自体が加熱され柔らかくなってしまうことがありますが、
ピーラーの場合はもちろん生のまま剥けますので、
サラダなど、生でトマトの食感を楽しみたい場合にもおすすめです。
★メリット
・コツいらず
・手間がかからない
・生のまま剥ける
★デメリット
・ピーラーを買う必要がある
・ピーラーの収納場所が必要
簡単!トマトの皮むき:冷凍
続いては、トマトを冷凍し、解凍する際に皮を剥く方法です。
手順は以下です。
①.洗ってヘタを取ったトマトをジップロック等冷凍用保存袋に入れて冷凍(一晩位)
②.水(常温)に数秒つける
③.手で皮をむく
水につけ、皮にヒビが入ってきたら剥き頃です。
つるんと簡単に皮が剥けました。皮には身がほとんどついていません。
凍らせる時間はかかりますが、ジップロックとボウルがあればできるため簡単です。
ただし、冷凍トマトは解凍すると水分が出やすいので、サラダなど生食には不向きといわれています。
このため、離乳食や煮込み料理に使用する際におすすめです。
なお、実際に、冷凍トマトを半分に割ると以下のような見た目でした。
解凍すると水分が出てべちゃっとしそうな見た目をしています。
案の定、解凍後は以下のように、水分が大量に出てしまいました。
食感は、熟れ過ぎたトマトの最上級レベルかのようにぐずぐずで、
やはり生食には向いていないようですので、スープに入れて食しました。
煮込み料理では、皮が取り除かれているのでスープになじんでおり、
また、皮がない分口当たりが良くなりました^^
★メリット
・加熱不要
・コツいらず
・まとめて冷凍しておけば好きなタイミングで用意できる
★デメリット
・サラダのような生食には不向き
・凍らせる時間が必要
簡単!トマトの皮むき:湯剥き
続いては、湯剥きです。
トマトの皮むきといえば最も有名な方法なので、聞いたことがある方も多いかもしれません。
湯むきの手順は以下です。
①.包丁で皮に十字の切れ目を入れる
②.20秒程度お湯につける
③.冷水につける
④.手で皮をむく
皮はつるんと簡単に、そしてピーラーよりも薄くむけますが、やはり皮を剥くまでのステップが多く手間を感じました。
また、加熱するのが長かったのか、トマトに火が入ってしまい、食感が少し柔らかくなってしまいました。
★メリット
・家にあるものでできる
・皮が薄く剥ける
★デメリット
・トマトが加熱される可能性あり
・お湯や冷水の用意の手間、時間がかかる
・大き目の道具(鍋、ボウル)を使うのが煩わしい
簡単!トマトの皮むき:コンロの直火で炙る
続いては、トマトの皮をコンロの火で炙る方法です。
お湯で皮を加熱する代わりに、コンロで直接加熱します。
お湯を沸かしたり、鍋を用意する必要がないため、湯剥きよりも手軽です。
手順は以下です。
①.フォークをトマトに刺し込む(ヘタの方から。横にしても落ちないくらいに深く)
②.コンロの直火で全体を炙る(少し焦げてもOK!)
③.冷水につける
④.手で皮をむく
加熱しているとパチッと皮がはじける音がしたり皮が縮むのがわかって楽しいです^^
冷水で冷やすと、湯剥き同様につるんと薄く剥けました!
ただ、フォークを指したところの近くは加熱が難しく、皮が剥きづらいままのところが残ってしまいました。
湯剥きでは全体をゆでるのでお湯の量を間違えなければ皮全体がまんべんなく加熱されますが、
コンロの直火で炙る場合には、自分で傾きを変えながらになるので、
皮全体をまんべんなく加熱するには慣れが必要です。
また、直火で炙ったことにより少し加熱されたようで、食感は柔らかくなっていました。
これは加熱して皮を剥く方法の宿命かもしれません・・・
(加熱時間を調整することでトマトの実が加熱され過ぎるのを防ぐことは可能かとは思います!)
なお、皮が少し焦げてしまったところも、身は特に焦げ臭いことはありませんでした^^
★メリット
・家にあるものでできる(IHコンロの場合を除く、、)
・皮が薄く剥ける
・湯剥きに比べると手軽
★デメリット
・全体をまんべんなく加熱するのが難しい
・トマトが加熱される可能性あり
・加熱や冷やす手間、時間がかかる
簡単!トマトの皮むき:レンジ
続いては、レンジでトマトの皮むきです。
湯剥きでお湯につける代わりに、レンジで皮を温めます。
手順は以下です。
①.包丁で皮に十字の切れ目を入れる
②.水にくぐらせ、皿に乗せ、(ラップなし)
600Wで30秒~40秒程度温める
③.冷水につける
④.手で皮をむく
加熱時間が足りなかったのか、うまく剥けませんでした。
その後、皮むきはせずに、八つ切りにしてサラダとして食べましたが、
加熱されてしまったようで、少し柔らかくなっていました。
加熱時間を増やすと皮は向けても、もっと柔らかくなってしまいそうです・・・
ご家庭で使用しているレンジによっては難しいかもしれません。
★メリット
・家にあるものでできる
★デメリット
・使用しているレンジによっては難しいかも
・トマトが加熱される可能性あり
・加熱し冷やす手間、時間がかかる
(おまけ)トマトの皮むき:包丁
おまけとして、慣れれば簡単!な包丁でのトマト皮むき方法もご紹介します。
手順は以下です。
①.トマトを8つ切りにする(ヘタも取る)
②.皮が下になるように置き、ヘタと逆側から包丁を入れ、
トマトを傾けながらヘタ側まで包丁を入れていく
ポイントは、以下2点です。
【ポイント1】皮の剥く箇所をまな板と平行になるようにすること
(剥き進めるにつれてトマトを傾けていく)
【ポイント2】剥く際、包丁は平行よりも、気持ち刃先を上に傾けること
極端に示すと以下のような感じです。
文章ではなかなか伝えづらいため、実際に皮を剥いてみました。
皮は厚めになってしまうこともあるかと思いますが、その場で食べてしまえば無駄にはなりません^^
この方法で皮が剥けるようになれば、特別な道具も手順も要らず、もっとも簡単で時短な方法だと思います!
余力がある方は特訓してみてはいかがでしょうか?
まとめ
トマトの皮むき方法についてご紹介しました。
皮むき方法と特徴をまとめます。
方法 | 特徴 |
---|---|
トマトピーラー | とにかく簡単で手間いらず!(オススメ!) |
冷凍 | 簡単!冷凍しておけばいつでも湯剥き可能! (ただし生食には不向き) |
湯剥き | 最もベーシックな方法。 特別な道具はいらないが少し手間。 |
コンロ | 簡単!湯剥きよりは手間いらず |
レンジ | ピーラーやコンロがなく、冷凍する時間もないが、 湯剥きは面倒な方におすすめ。 ※ただし、レンジによっては皮むきが難しいかも |
包丁 | 慣れれば最も時短で手間いらず! |
自分に合うトマトの皮むき方法を見つけてみてくださいね^^